琉球石灰岩アレンジメント坪庭

琉球石灰岩は、黒カビや汚れの付着もなく、原石の状態が維持できれば、芸術作品となります。

琉球石灰岩アレンジメント 琉球石灰岩原石のエクステリア坪庭 

琉球石灰岩 白くて重くて硬くて・・・質感のイメージがあります。その石を庭に置いたり敷いたり、外壁として用いたり、特に盆栽を趣味とされている方は、昔から愛用者が多く、品評会にも時折作品が展示され、どちらかというと和風や古風といったイメージが定着しています

今回、ご紹介するのは弊社の特殊加工を施した、今までと違った観方の琉球石灰岩アレンジメントです。 元来琉球石灰岩は浸透性が高い為、汚れやすく、汚れが着いても落ちにくく、また苔の発生黴の繁殖等風合いを歴史観とする観方を除いては好まれる事はありません。この問題をクリアしたのが弊社の特殊加工石です。触っても汚れないし苔は生えないし黴ない。だから真新しいまま綺麗な状態で長く景観維持できます。その石を使って石庭を作ってみました。

琉球石灰岩アレンジメント琉球石灰岩原石のエクステリア坪庭

弊社の特殊加工を施した琉球石灰岩を用いて背景を意識して坪庭風に仕上げました。高低差をつけて前後の配置を扇型にして左右非対称にする事によって自然な風合いで溶け込むようアレンジしました。 特に石との間に緑(植物)を入れる事により違和感を排除。あえて石の顔(表面)を斜めにずらし影を取り込む、そうする事でよりいっそう周りの景色に溶け込みます。そして何より石の見せる表情を際立たせるのが磨きの無い白さにあるのです。表面を研磨して滑らかにするのもありますが、あえてそういった手を加えず自然な風合いを感じてほしく研磨等の磨きを加えていません。だから自然な庭石なのです。

琉球石灰岩アレジメント原石 エクステリア庭坪 作品GE-003

弊社の特殊加工を施した琉球石灰岩を自然な風合いを意識しながら横長に置き 石全体を寝かすように配置しました

石と石との間は少し隙間を開けてシダ植物やツル植物を挟みからみ合わせて年月のたった感じを表現。また白や黄色の花を用いて新鮮さを出し琉球紅型染めのハンカチーフを巻いて御洒落感を演出し坪庭を和洋折衷という観点からではなく、御洒落な位置から御覧になってみては如何でしょう きっと新しい発見があるはずです

琉球石灰岩アレンジメント 原石エクステリア庭坪 作品GE-004

弊社特殊加工を施した琉球石灰岩の中型を軸に南国風にアレンジしてみました。ご注目頂きたいのは石の白さ、色です。写真加工をすれば簡単な事かもしれませんがそうではなく自然な白さだという事なのです。磨きや研磨したわけではなく、綺麗な白さがあるという事なのです。中には黄色っぽい色のものから少し茶色がかったものまた、にごりのある白など、琉球石灰岩自体は地層によって色が違いますので、元の色そのままです。今回使用した石は、白いものを選んで配置しています。そこに橙色の明るいハイビスカスを添えてトーンを抑えたグリーンを挟み完成 南の国の庭先に咲いているような!そんなイメージで作りました。

琉球石灰岩アレンジメント 琉球石灰岩原石と薔薇の作品庭坪GE-005

先ず目に入るのは真っ赤な薔薇でしょう。そこに目がいく工夫をしました。足元に琉球石灰岩があっても何にも違和感ありませんよね よく見ると薔薇以外は全て和の要素なのです。

自然と馴染む作りにするための一つに弊社の特殊加工を施した琉球石灰岩を置くのではなく、寝かすのでもなく、立たせているという事で、薔薇の立ち姿と重なり、まるで花瓶のような見方になるからです。

二つめは首元の琉球紅型染ハンカチーフが一見スカーフを巻いただけだと思われがちですが、薔薇の首元を覆い隠す事により、薔薇の花束を強調します。その為、洋花の薔薇を用いても不思議と違和感なく一体感が生まれます。